中嶋 孝史の日記

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暴力とは安直でリスクの低いコミュニケーション手段 2020年2月18日

どうもこんにちは!リクヤ37です。

このブログは日々の生活の中で自分が感じたことや、本などから得た情報を自分の中に落とし込むために毎日アウトプットとして投稿しています。

 

基本的には三日坊主な私ですが、毎日続けるために一つの記事に掛ける時間は30分と制限しています。

初めの内は30分で書ける内容はおぼつかなかったり、そもそも伝えたいことをしっかり書けないかもしれませんが、日々精進していくので、是非時間がある時に立ち寄っていただければと思います。

 

というわけで本日のテーマは

 

暴力とは安直でリスクの低いコミュニケーション手段

 

です。

 

初めに

 近年ネットの普及から今までは問題視されていなかったものがあちらこちらで問題になっています。

その中の一つが暴力です。

 

この記事では暴力の定義を少し広げて、

暴力とは身体的、精神的を問わず相手にダメージを負わせること

とします。

具体的には、人を殴ったり、権力にものを言わせて追い詰めたり、怒りに身を任せて大声で怒鳴りつけることなどです。

ここでの怒鳴るには世間一般で認められている叱るも含みます。

理由はどうあれその場でダメージを与えていることには変わりないですから。

 

なぜ暴力をふるうのか

さてまず考えていかなければいけないのは、何故人間は暴力をふるうのかです。暴力をふるうタイミングによって理由は違うと思いますが、大きく共通していることは比較的簡単に相手を屈服させたいからです。

 

子供が喧嘩をするときなどが、一番想像しやすいと思いますが初めは些細な意見の食い違いなどから、だんだんエスカレートして言い合いになり、このままでは埒が明かないと感じた子供は暴力を振るうようになります。

 

また身体的な暴力でなくても、上司が部下に怒る(叱る)時など、その時に伝えたいことを有無を言わさずに飲み込ませるために大声を出して、相手を委縮させて発言権を奪います。

 

教師や親が子供を叱る(怒る)時も同様です。叱るを怒ると違う点は、相手のことを思って感情に身を任せるわけでもなく計算しているか否かと言われますが、叱られる側(怒られる側)はどちらにも差はなく無条件で屈服させられます。

 

なぜ暴力はいけないのか

暴力をふるう原因を考えると暴力をふるうことにも曲がりなりにもメリットがあることが分かると思います。現に実際に暴力は叱るという言葉に言い換えられて正当化されているのですから。

 

それでは今度は暴力のデメリットを考えてみましょう。

一番に思いつくのは「そもそも人にダメージを与えてはいけない」です。

これは異論を唱える人がいないでしょうから(いないことを願う)次にいきます。

 

暴力のデメリットはその安直性とリスクの低さです。

 

暴力はそもそもコミュニケーションをとるうえで、その場しのぎの対策にしかならず、これは聞き手側(受け手側)も同様にその場しのぎの態度をとることにつながります。

 

つまるところ暴力を通じて取ったコミュニケーションはその後に何も反映されないのです。

 

まとめ

本記事で伝えたかったことをまとめます。

まず暴力は安直でリスクの低いコミュニケーション手段であるということ。

また暴力はその場しのぎの対策であり、そもそも効果などないということです。

 

暴力に厳しい今の時代は正解で、正しくコミュニケーションをとるには絶対に暴力に頼ってはいけないということを感じていただければと思います。

 

子供を叱るのではなく、慎重にコミュニケーションをとってみませんか?

 

 

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